
入笠山に登ってきました。今回の参加者は3名。
ゴンドラを使わずに、沢入登山口まで車で上がり、そこから登山道を登って山頂を目指しました。
11月の平日ということもあって、登山客も少なく、駐車場もガラガラの状態でした。
登山道はとても静かで、森の中では風の音や落ち葉を踏む足音が心地よく響いていました。
標高約1,955mの山頂は広く、富士山・南アルプス・中央アルプス・北アルプス、そして目の前には八ヶ岳が一望できるのですが、この日は残念、雲の多い日中となりました。

▼入笠山の魅力
富士見パノラマゴンドラ利用で、山麓駅から山頂付近まで一気に上がれるため、体力に自信のない方でも訪れやすいといえます。
山頂・湿原・お花畑・展望台と 自然体験をギュッと詰め込んだ感があり、初心者にも「日帰り」「半日」で楽しめるプランが可能です。
季節ごとの花、高山植物、湿原風景、展望の良さが魅力といえます。
「花の百名山」などとも称されています 。
アクセスが良く、東京方面からも「日帰り圏内」として紹介されていて、登山初心者向け情報サイトにも取り上げられ、「初級者向け登山スポット」の中ではかなり評価の高い部類に入ります。
「アクセス・景観・自然とのバランスがとれた人気の山」といえます。

▼花の百名山
日本各地の “花が美しい山” を100座選んだ名山リストです。
作家・随筆家の田中澄江による著作『花の百名山』(文春文庫) として広く知られています。
日本全国の山から、著者が実際に登り、そこで出会った美しい花の印象で “100の山” を選定しました。
日本百名山とは異なり、難易度の高い名峰だけでなく、低山・里山・地方の小さな山まで幅広く選ばれています。
「花」をテーマにしているため、季節の魅力が強いといえます。
例えば、長野県では
入笠山……スズラン、クリンソウ、アツモリソウなど
白馬岳……ハクサンイチゲ、コマクサ、チングルマなど
霧ヶ峰……ニッコウキスゲの大群落など